【書評】 「多動力」 読みました。
ホリエモンの「多動力」読みました。
良かったので、書き留めておきたいと思います。
(目次)
第1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
第2章 バカ真面目の洗脳を解け
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
第5章 自分の分身に働かせる裏技
第6章 世界最速仕事術
第7章 最強メンタルの育て方
第8章 人生に目的なんていらない
1章 1つの仕事をコツコツとやる時代は終わった
この見出しは直接的で衝撃でした。今まで特に疑わなかった「社会に出る時に1つの職業を選択する」ということをバッサリ切って捨てたこの言葉にはハッとさせられました。
本の中では、インターネットの出現による「オープンイノベーション」の前では、情報を持っていることに価値はなく、その情報を元にチャレンジする行動力とアイデアを進化させる力が必要になると書かれています。
ほとんどのことがインターネットで調べられるようになったこの時代だからこそ、色々なことに興味を持って調べることが出来て、そして自分のやりたいこと、興味のあることチャレンジ出来る。これはインターネットが無ければかなり難しいことだと思います。
逆に言えば、せっかくこんないい時代に生きているのに昔の感覚のままでもったいない。
また、仕事においては、今後AIなどに様々な仕事が置き換えられていくことが予想される中、1つのことだけしか出来ない、知らないことは自分をものすごく危険な状況に置くということになるんじゃないだろうか。そこで、本書にもあるようにいくつもの肩書きを持ち、自分をレアカード化させることは今後必須になっていくのだろう。
第3章 サルのようにハマり、鳩のように飽きよ
多動する上で肝要になるのが、この「ハマる」という言葉。
ジャンルを超えて様々なことのチャレンジしていく「多動力」の根源はこの「ハマる」というところ。ホリエモンは何百ということにハマれるようです。
私はどちらかと言うと「ハマる」事の少ない方でした。
結局、「ハマる」事が色々な事に興味を持って行動する原動力になるので、この点は意識しておく必要があります。
私のようにハマりにくい人が「ハマる」事というのは難しいようにも感じますが、色々と新しい環境に飛び込んで行くことでそこは変えていけるんじゃないかなと思う。
次々と新しいことをやるからこそ、そこから新しい興味が湧くんじゃないだろうか。
第8章人生に目的なんていらない
「今を楽しむことだけが全てなのだ」
これはホントにホリエモンらしい見出しだなと思いました。これまでもホリエモンの本を読みましたが、彼が一貫して言っていることは「やれ」の一言だと感じています。
やりたきゃやれ。面白いと思えばやれ。とことんやれ。面白くないならやめろ。的な。
言ってることはめちゃくちゃシンプルなんですが、そうしたくてもなかなか出来ない人が多いので、この本が売れているんじゃないでしょうか。
私もこれまで行動する前に色々考とえてしまう事が多くありました。
失敗したらどうしようか。人からどう思われるか。それをすることでどんなメリットがあるのか。などなど。
結局ネットで調べて、デメリットを知り、やることを止める、みたいなこともたくさんあります。同じような経験をされた方も多いんじゃないでしょうか。
「やる」かどうかを決めるのは自分でしかなくて、やらない事を選択しているのも自分。言い訳はしないようにしたいものです。
まとめ
私も何かを行動する時に、いつの間にか自分でブレーキをかけてしまっていることがよくあるけれど、この本で「やりたいことをやって自分の時間を生きる」という当たり前の価値観に気づくことが出来た。
あとはやるだけ。行動しよう。